味の記憶


料理のレシピは世界中に無限大にあるといわれています。
それは今もどこかで新しいレシピが作られ続けているからです。

凄いですよね^^

いろんな種類の味があるということですね。

高級料理店の磨き抜かれた味から
町の定食屋のおじさんが心を込めて作る味。
普通の主婦が愛情を注いで作った家庭の味。
その他、いろんな人が誰かのために(自分のためも含めて)と丁寧に作る料理。

これが世界の至るところであるのです。

私は食いしん坊なので これら全てを味わってみたいのですが
残念ながら不可能なんです。当たり前ですけど、、^^;

そんな中で、その人個人の中で一生忘れられない
思い出の味というのがあると思います。

私にとってのそれは中学生の頃のこと。

とある日曜日に、普段は料理をしない父親が
今日はお父さんが作るからと、 朝食を作ってくれたのです。
出てきたのは、おいしそうに焼き色のついた卵焼きでした。
父親の手料理を食べるのは初めてだったので
半信半疑でそれを口にしてみると
今までの卵焼きの概念が変わるくらい、美味しかったのです。

「卵焼きってこんなにおいしい食べ物だったっけ?」(お母さんごめんなさい )
と衝撃を受けたのを覚えています。
刻んだネギを具材で入れて醤油と味の素で味付けした
シンプルなものだったのですが
それだけで ご飯が何杯も食べれそうなくらい
最高の味でした。
父親なりに味加減や焼き加減にこだわった卵焼きだったのでしょうね。

私はいつも自分のためには料理をしないのですが
定期的に実家に帰った時に、 年老いた母親の為に手料理を作ります。
好き嫌いが意外と多い母親なのですが
彼女が好きそうな味や好みを、想像しながら丁寧に作った料理を
「ああ、これおいしい!」とか
「こんなの初めて食べたよ。」
とか言ってもらえた時は、 やっぱりうれしいですね^^。
これが母親の忘れられない味になってくれたらいいな、とも思います。

世界中のすべての味を食べつくすのは無理ですけれど
せっかくいろんなレシピがあるのですから
なるべく日々の中で
忘れられない味
自分だけが知る味
というのを食べたり、作ったりしていけたら  幸せだなあと思います。



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